【名古屋アートニュース】学生が創る展覧会「Cultivate 小嶋一浩+赤松佳珠子/CAt展」
2007年9月14日から11月17日にかけて開催された「小嶋一浩+赤松 佳珠子/CAt展 Cultivate」再構成し、全国の大学などとの共催で巡回展の第一弾が、7月26日(土)〜8月10日(日)の期間中、愛知淑徳大学 長久手キャンパス 8号棟5階プレゼンテーションルーム で開催されます。

この展覧会ではギャラリー・間(東京・乃木坂)と愛知淑徳大学の共催で、都市環境デザインコースの3回生が会場計画を行い、CAtが手がけている3つの広大なプロジェクト、「中央アジア大学ナリンキャンパス」、「プロジェクトMURAYAMA」、「ホーチミンシティ大学」を展示するというものです。各プロジェクトの内容は以下の通りです。
「プロジェクトMURAYAMA」
30年をひと区切りとして、広大なランドスケープの中に徐々に建築を立ち上げていき、宗教を超えた「聖地」 に変えてゆく、日産自動車武蔵村山工場跡地での壮大な計画。(敷地面積 106ha)
「中央アジア大学」
中央アジアに位置するキルギス共和国のナリン、タジキスタンのコログ、カザフスタンのテケリの各敷地に3キャンパスを同時に建設し、ひとつの新設大学とする、アガ・カーン財団と各国政府との共同プロジェクト。 建築統括は磯崎 新(磯崎 新アトリエ 代表)。このうち「ナリンキャンパス」(敷地面積 278ha)の全体計画 をCAtが担当する。
「ホーチミンシティ建築大学」
ホーチミン市街地中心部にある建築専門大学の新キャンパスを、マングローブが群生するメコンデルタ の 湿地帯に計画する。メインキャンパスを周囲より少し高くした輪中(リングロード)で囲うことで、ほとんど水 面のような敷地に護岸工事を施さず、できるだけ今の環境を保全する。(敷地面積 37ha)
GALLERY・MA/ギャラリー・間 小嶋一浩+赤松佳珠子/CAt展 Cultivateより引用
展覧会では、上記のプロジェクトのように、通常の建築では計ることができない、地球を耕す(=cultivate)設計行為をドキュメントするそうです。展示されるプロジェクトなどもすばらしいですが、学生主導で行われる展覧会だけにまたひと味違った雰囲気を味わえそうです。施工などの様子を描いたブログ「ASU×CAt Cultivate」なども公開されていました。
開催期間/会場
Cultivate 小嶋一浩+赤松佳珠子/CAt展
開催期間:7月26日(土)〜8月10日(日)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は直後の平日)
開催時間:月〜土12:00〜19:00、日10:00〜19:00/会期中無休
観覧料の詳細は「利用・交通案内|名古屋市美術館」
〒480-1197
愛知県長久手町長湫片平9
愛知淑徳大学 長久手キャンパス 8号棟5階プレゼンテーションルーム
WEB:ASU×CAt Cultivate
クリエイタープロフィール
CAt (シーアンドエイトウキョウ)
1986年 東京大学大学院博士課程在学中の小嶋一浩、伊藤恭行ら7名により「シーラカンス」共同
設立
1998年 C+A(シーアンドエイ)に改称
2005年 CAtとCAn(シーアンドエイナゴヤ)に改組、それぞれ東京と名古屋を拠点に活動
◆主な受賞
1990年吉岡賞(桜台アパートメント)
1997年日本建築学会賞(千葉市立打瀬小学校)
2001年AR+d award(吉備高原小学校)
2002年ARCASIA建築賞ゴールドメダル(スペースブロック上新庄)
2003年日本建築士会連合会優秀賞(ヒムロハウス)
小嶋一浩(こじま・かずひろ)
1958年 大阪府生まれ
1982年 京都大学工学部卒業
1984年 東京大学大学院工学系研究科修士課程修了
1988年 同博士課程修了
現在 CAtパートナー、東京理科大学教授、京都工芸繊維大学客員教授
赤松佳珠子(あかまつ・かずこ)
1968年 東京都生まれ
1990年 日本女子大学家政学部住居学科卒業、シーラカンスに参加
現在 CAtパートナー、関東学院大学、日本工業大学、神戸芸術工科大学非常勤講師
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