【名古屋アートニュース】美しさと生命の力強さを表現した「飯田キリコ展」開催
「飯田キリコ展」が、2009年7月4日(土)〜7月19日(日)の期間、GALLERY IDF(愛知県名古屋市名東区社が丘1-201 IDFビル2F)にて開催されます。
小さい頃の思い出や読んでいる本の中の場面、何気なく聴いていた音楽、過去の作品といった自分の身の回りにある物や日々の生活の中から様々な影響を受けて描いています。
私が作品のテーマとして描いているのはこの混沌とした美しさと生命の力強さです。なぜなら、私は今まさにその命が潰えようとしているものや、混沌としたものの中にある美しさと力強い生命の様なものを見い出し、そういったものに注がれる人々の哀れみに満ちた眼差しとその消えゆく命の儚さ、それと相反して命潰えるまで生きようとする生命の力に美しさを感じるからです。(飯田キリコ)
「描いているうちに手が勝手に作品を書き上げる。」
それは、彼女の感性が理性の干渉を排して筆を走らせ頭に浮かんだ情景をそのままに描き出されたものなのです。おそらく、子供の頃、我々はみんな彼女の様に絵を描くことを楽しんでいたかもしれません。
兎角、人間は歳とともに本性を理性という皮で覆い隠し、いつの間に己の本性を見失って、あれやこれやと考えて素直に感じたままを描いたり、言葉に出したりといったことを出来なくなっています。
そんな我々にとって彼女の描き出す情景は我々が忘れてしまった原風景なのであり、懐古や郷愁の念を抱かせるのでしょう。
とても懐かしく、思わず笑みが溢れてしまう様な子供達の肖像、豊かな色彩で描き出された生き物達の厳しくも実りと幸せに満ちた営み。自らの日々の営みから頭の中に湧き上がる様々な情景をシュルレアリスティックでありながら、どこか優しいタッチと従来の作品とは一線を画す豊かな色彩で表現した新作を中心に展示致します。
新たな飯田キリコの世界を、覗き忘れてしまった童心に触れる良い機会となることを切望する次第であります。(GALLERY IDF)

動物・人・景色、それぞれが織りなす不思議な空気感や、独特の表情、世界観を描き出している飯田キリコ氏の作品からは、テーマとしている命の力強さと共に、一度見たら忘れられないような個性を感じることができます。また、繊細で細やかな表現力にも注目。飯田キリコ氏が絵画で表現する生命を垣間みることができそうですね。
飯田キリコ 作家プロフィール
1970年 北海道生まれ1991年 北海道造形デザイン学校卒業
■主な賞歴
1991年 JACA日本イラストレーション展 入選1992年 第10回THE CHOICE大賞展 入賞
1998年 JACA日本ビジュアル・アート展 特別賞
1999年 第4回昭和シェル石油現代美術賞展 入選
2003年 シェル美術賞展2003 入選 / 2004年 入選
さらに詳しいプロフィールはこちらをご覧ください。
開催期間/会場
「飯田キリコ展」日時:2009年7月4日(土)〜7月19日(日)
opening party:7月4日(土) 16:00〜18:00
開催時間:11:00-18:00(最終日は17:00まで)
休廊日: 水曜
GALLERY IDF
〒465-0051
愛知県名古屋市名東区社が丘1-201 IDFビル2F
WEB:GALLERY IDF
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